四季報オンライン:スクリーニング(2021.03.24

最近は個人的には「脱炭素社会関連」の銘柄が気になってたのだけど、会社四季報「2021年2集春号」が発売されたのを機に、前回と同じ条件でスクリーニングしてみた。

【スクリーニング項目】
①本決算→増減率→売上高(%):10%以上
②本決算→増減率→営業利益(%):0%以上
四季報データ→四季報最新号→上場年月

前回と同じ銘柄もちらほらあるが、新たに目にする銘柄も増えている。ちなみに、自分が購入できる株価は@1500円まで…なので、その条件を満たした銘柄の詳細を、次回以降まとめていく。 ★今回新規に追加した銘柄

◆6625:JALCOホールディングス
アミューズメント向け等貸金業、不動産事業
株価<2021.3.24現在>
1株:211円
時価総額:221億円
予想PER(倍):14.75 (9.25)
実績PBR:1.98倍
予想配当利回り(%)0.94 (0.94)
四季報:22年3月期は物流施設寄与し不動産急拡大。貸金業好転。8月11日まで200万株・5億円上限に自己株取得。
売上高、営業利益ともに順調に増加。ここ3カ月間の日足チャートは、2021年1月上旬に250円まで上昇したが、その後は波線で下降傾向。

◆3541:農業総合研究所
野菜・果物の直売所事業
株価<2021.03.24現在>
1株:635円
時価総額:138億円
予想PER(倍):226.78 (198.43)
実績PBR:20.69倍
予想配当利回り(%)0.00 (0.00)
四季報:スーパー直売所での委託販売は拡大基調が続き小幅ながら営業増益。スーパーへの産直卸売り事業を育成、人材へ積極投資。
2021年8月の予想は、売上高・営業利益ともに前回から大きな修正なし。ここ3カ月間の日足チャートは1月半ばを頂点に下降。3月上旬から再度上昇したが一山超えた状態にある。

◆7191:イントラスト
家賃債務保証を軸に介護・医療費用保証など
株価<2021.03.25現在>
1株:680円
時価総額:152億円
予想PER(倍):18.78 (17.25)
実績PBR:4.48倍
予想配当利回り(%)1.54 (1.54)
四季報:柱の保証業務は家賃保証が着実増、医療費保証好伸で連続増益。医療費保証を核に利益成長期す新中計4月始動。
2021年3月の予想は変更なし。ここ3カ月間の日足チャートはゆるやかに下降。売上高、営業利益は着実に上昇しているのだけど…。

◆9325:ファイズHLD
EC向け庫内作業代行のほか拠点間輸送、宅配
株価<2021.03.25現在>
1株:908円
時価総額:98億円
予想PER(倍):28.11 (24.54)
実績PBR:7.60倍
予想配当利回り(%)0.00 (0.00)
四季報:柱の庫内作業代行は最大顧客アマゾン関連の取扱量拡大が想定超で前号比増益幅拡大。輸送拡大のため積極投資。
2021年3月の予想は上方修正。ここ3カ月間の日足チャートは2月上旬を頂点に下降し@860程度を底に反発している。業績は良いのに株価が下降した理由がわからない…。

◆4447:ピービーシステムズ
基幹システムのクラウド化・仮想化事業
株価<2021.03.25現在>
1株:926円
時価総額:54億円
予想PER(倍):28.66 (27.23)
実績PBR:9.21倍
予想配当利回り(%)0.00 (0.00)
四季報:コロナ影響でVRシアターは低迷だが、クラウド基盤構築需要が回復し営業増益。デルのバックアップツール取り扱い開始、インフラ増強ニーズ高いSaaS企業の開拓狙う。
2021年9月の予想は変更なし。ここ3カ月間の日足チャートはゆるやかに下降・横ばい状態。感動共有型VRシアター「4DOH」に興味はあるのだが、株価的には時期尚早か?

◆6567:SERIOホールディングス 
女性を対象に就労支援や育児支援事業を展開
株価<2021.03.25現在>
1株:957円
時価総額:60億円
予想PER(倍):31.90 (23.28)
実績PBR:3.50倍
予想配当利回り(%)0.41 (0.41)
四季報:好採算の保育園は5施設増、園児数増え高成長。放課後は施設増(6増)で採算急改善…と好調なようだ。今後も保育園を年間5、放課後施設10のペースで積極拡大目指す。
家庭をもちながら仕事をしている女性をサポートしている。ここ3カ月間の日足チャートは1月上旬を頂点に下降し横ばい状態。

◆3623:ビリングシステム 
インターネット決済サービスの収納代行
株価<2021.03.25現在>
1株:1,098円
時価総額:72億円
予想PER(倍):40.07 (34.31)
実績PBR:3.61倍
予想配当利回り(%):0.79 (0.79)
四季報:自社決済『ペイビー』の提携先広がり利用件数増、自販機自社決済も伸び、営業益続伸。電子マネー決済端末は自販機から駐車場精算機や発券機など他分野への展開を強化。
売上高は徐々に上昇。ここ3カ月間の日足チャートは1100円~1300円でゆるやかに推移。

◆3802:エコミック 
キャリアバンク子会社。給与計算受託。
株価<2021.03.25現在>
1株:1,139円
時価総額:21億円
予想PER(倍):19.47 (16.45)
実績PBR:3.50倍
予想配当利回り(%):1.05 (0.87)
四季報:年末調整クラウド版が5割以上の伸び。22年3月期は給与計算の大口案件獲得、年末調整なお拡大余地。…とあり安定感を感じられる。
キャリアバンク子会社。ここ3カ月間の日足チャートは2月中旬を頂点に下降したものの、持ち直し横ばい状態。

◆7068:フィードホース
デジタルマーケティングの関連ツールを提供。
株価<2021.03.25現在>
1株:1,113円
時価総額:287億円
予想PER(倍):61.15 (49.68)
実績PBR:26.18倍
予想配当利回り(%)0.00 (0.00)
四季報:【続伸】につきる記載。スマートニュースと提携しメディア向け開拓、ショッピファイ専用アプリ投入、など業務提携促進。
2019年以降は営業利益が黒字化しており売上高ともに順調に上昇中。ここ3カ月間の日足チャートは@1000~1300円の範囲で上下している。(追記:4/5現在、三角保ち合い&ゴールデンクロス。上に抜ける?)

◆3467:アグレ都市デザイン 
デザイン性高めた中価格帯の戸建て分譲を展開
株価<2021.03.25現在>
1株:1,140円
時価総額:64億円
予想PER(倍):9.02 (7.73)
実績PBR:2.28倍
予想配当利回り(%):3.33 (3.33)
四季報:コロナ禍での住宅取得ニーズの高まりで契約数は高水準続く。新事業では22年度以降マンション販売も計画。
ここ3カ月間の日足チャートは3/16に急上昇し(3/12の営業利益、純利益の上方修正による?)、その後は横ばい状態。

◆3968:セグエグループ 
セキュリティ製品の輸入販売とソリューション関連が両輪
株価<2021.03.29現在>
1株:1,282円
時価総額:148億円
予想PER(倍):21.80 (19.75)
実績PBR:4.66倍
予想配当利回り(%):1.24 (1.24)
四季報:輸入販売品の導入分野広がり、リモート関連等の自社製品成長、など営業益着実増。データセキュリティ関連企業と相次ぎ資本業務提携し、手薄だった分野の拡大図る。
ここ3カ月間の日足チャートは1300円を基準に上下している。

◆4448:Chatwork 
クラウド型ビジネスチャットツールを開発・販売
株価<2021.03.29現在>
1株:1,229円
時価総額:454億円
予想PER(倍):198.22 (151.72)
実績PBR:25.31倍
予想配当利回り(%):0.00 (0.00)
四季報:テレワーク需要拡大でビジネスチャット増勢、セキュリティも安定貢献。営業やエンジニアの積極採用や広告宣伝など費用先行し小幅営業増益。チャット活用した新規サービス拡充も目指す。
ここ3カ月間の日足チャートは、2月下旬から一段階下降し1200-1400を上下している。

◆3475:グッドコムアセット 
東京23区で投資用ワンルームマンション展開
株価<2021.03.29現在>
1株:1,379円
時価総額:209億円
予想PER(倍):10.69 (8.66)
実績PBR:2.42倍
予想配当利回り(%):2.97 (2.97)
四季報:広告宣伝費やのれん負担増で、営業増益だが伸び率は急減速。コロナ対策をコンセプトに、自社ブランドの新築マンションに光触媒技術を応用した除菌脱臭装置を標準装備へ。
ここ3カ月間の日足チャートは、2月に上昇し3月中旬から下降。週足でみると去年10月を頂点(@2000程度)に下降し後は1200-1500で上下している。

◆3690:イルグルム 
ネット広告の効果測定サービスをクラウドで提供
株価<2021.04.02現在>
1株:1,341円
時価総額:85億円
予想PER(倍):40.63 (30.54)
実績PBR:6.63倍
予想配当利回り(%):0.33 (0.33)
四季報:営業益続伸、増配。ネット広告効果測定サービスを1月刷新、分析速度向上や操作性改善訴求し既存顧客の利用拡大狙う。
ここ3カ月間の日足チャートは、10月20日を頂点にゆるやかに下降している。

◆6062:チャーム・ケア・コーポレーション
近畿・首都圏で介護付き有料老人ホーム展開
株価<2021.04.02現在>
1株:1,347円
時価総額:438億円
予想PER(倍):29.21 (16.55)
実績PBR:4.46倍
予想配当利回り(%)0.67 (1.19)
四季報:順調に新設ホーム5(前期8)、既存施設は高入居率を維持している。連続増配。
前回もリストにあがっている。ここ3カ月間の日足チャートは@1250~1500円の範囲で上下している。「三角保ち合い」になっており、5日線が25日線、75日線とゴールデンクロスしている。これから上昇するのか?

◆6099:エラン 
病院や介護関連施設でタオルなどをレンタルする『CSセット』を提供
株価<2021.04.02現在>
1株:1,416円
時価総額:858億円
予想PER(倍):55.31 (48.16)
実績PBR:13.87倍
予想配当利回り(%):0.56 (0.56)
四季報:柱のCSセットは導入施設数増加速。連続最高純益。インドの病院向け洗濯会社に出資し、CSセットの海外展開企図。
ここ3カ月間の日足チャートは、2月中旬に下降しその後は横ばい。月足では上下しながらも右肩上がり。

◆4482:ウィルズ 
株主優待商品交換サイト『プレミアム優待倶楽部』運営
株価<2021.04.02現在>
1株:1,417円
時価総額:273億円
予想PER(倍):90.83 (73.80)
実績PBR:28.20倍
予想配当利回り(%):0.00 (0.00)
四季報:優待倶楽部は株主管理DX化訴求し契約社上積む。オンライン説明会やバーチャル株主総会、IR支援も順調で連続増益。
ここ3カ月間の日足チャートは、2月9日を頂点に下降し最近は横ばい。個人投資家が増加している昨今、利用者が増加しそうに思うのだが…。

◆4441:トビラシステムズ
迷惑電話番号を自動的に拒否、警告するシステムを開発、提供
株価<2021.04.02現在>
1株:1,473円
時価総額:154億円
予想PER(倍):44.10 (41.61)
実績PBR:11.35倍
予想配当利回り(%):0.79 (0.84)
四季報:迷惑フィルターは固定電話向けが大口案件剥落で停滞したが、柱のモバイル向けが特殊詐欺巧妙化背景に利用者着実増。通期営業増益。配当性向35%で増配。今後、モバイル向けフィルターの利用者数増、新規事業の収益化カギ。
ここ3カ月間の日足チャートは、2月中旬から3月頭を天井に一段階下降。

◆3665:エニグモ 
ソーシャル通販サービス『バイマ』運営
株価<2021.04.02現在>
1株:1,437円
時価総額:612億円
予想PER(倍):26.66 (23.55)
実績PBR:6.51倍
予想配当利回り(%):0.69 (0.69)
四季報:22年1月期は国内外で会員数増。家具やワインなど新規商材の取扱高も増加。連続営業増益。SNS利用したマーケティングを購入者向けに強化。
ここ3カ月間の日足チャートは、3月17日に業績予想が上方修正され株価が急上昇している。その後は横ばいだが、月足をみると上下しながら階段上に上昇中。

◆4763:クリーク・アンド・リバー社 
テレビ・ゲーム・Web・広告等の派遣、制作が主
株価<2021.04.02現在>
1株:1,441円
時価総額:331億円
予想PER(倍):23.70 (19.73)
実績PBR:3.73倍
予想配当利回り(%):1.11 (1.11)
四季報:テレビ局向け中心にクリエイティブ関連の派遣が着実増。医師派遣も好伸続く。連続営業増益。コロナ禍で中国からの入荷が一時停滞したVR機材は完全復調、教育や建築関連分野の顧客開拓急ぐ。
ここ3カ月間の日足チャートは、きれいな右肩上がり。

@私的見解@
個人的には、ここ最近チャートが上昇中の「6567:SERIOホールディングス」、GX?上昇するかな?という期待の「7068:フィードホース」、着々と右肩上がりの「4763:クリーク・アンド・リバー社」あたりが気になる。

《《本ブログはあくまでも自分用の備忘録なので、株の購入は自己判断&自己責任で》》

四季報オンライン:スクリーニング(2020.12.19

会社四季報2021年1集新春号が発売され、このタイミングで改めてスクリーニングしてみようと思う。
バイデン氏の当選が確実と思われた11月に入ってからは、日経平均株価が上昇し、EV関連銘柄の株価も急上昇した。一方で、コロナ第三波の影響で年末年始はGOTOキャンペーンが一時停止される。2021年はどのような年になるのだろうか…。なかなか先が読めない状況である。

【今回のスクリーニング項目】
①本決算→増減率→売上高(%):10%以上
②本決算→増減率→営業利益(%):0%以上
四季報データ→四季報最新号→上場年月

前回と同じ銘柄もあるが【四季報の新春号】に内容を更新している。また、今回登場した銘柄もちらほら。自分が購入できる株価は@1500円まで…なので、その条件を満たした銘柄の詳細を、次回以降まとめていく。

◆6625:JALCOホールディングス(JQ)
株価<2020.12.23現在>
1株:203円
予想PER(倍):14.00 (7.54)
実績PBR:1.90倍
時価総額:196億円
特色:不動産事業・貸金業ともに順調で営業益増勢。22年3月期は大型物流施設寄与し不動産が拡大。
2021年3月の予想は、売上高は上方修正されているが営業利益は変わらず。ここ3カ月間の日足チャートは200-220の間で上下している印象。

◆1447 :ITbookホールディングス(東マ)
株価<2020.12.23現在>
1株:479円
予想PER(倍):239.50 (47.42)
実績PBR:3.95倍
時価総額:94億円
特色:地盤調査は下期尻上がり、海外は公共案件多く黒字定着、コンサルは民間向け大型案件進む。22年3月期は自治体向けデジタル化支援案件が拡大。傘下アパレルブランド中心のECモール準備中。
2021年3月の予想は、売上高・営業利益ともに前回から修正なし。ここ3カ月間の日足チャートは9月末を頂点に緩やかに下降傾向にある。

◆3541:農業総合研究所(東マ)
株価<2020.12.23現在>
1株:659円
予想PER(倍):235.35 (205.93)
実績PBR:21.47倍
時価総額:143億円
特色:スーパー直売所での委託販売は着実増。新たに注力するスーパーへの卸売りも寄与。JR東日本と資本業務提携。駅を活用した集荷場を整備しJR東系の店舗や通販で拡販。
2021年8月の予想は、売上高・営業利益ともに前回から修正なし。ここ3カ月間の日足チャートは10月半ばを頂点に緩やかに下降傾向にある。

◆2471 :エスプール(東1)
株価<2020.12.23現在>
1株:742円
予想PER(倍):41.92 (36.01)
実績PBR:19.31倍
時価総額:586億円
特色:21年11月期は人材派遣、農園事業、物流支援、ともに好調で最高純益更新続く。21年3月からの法定雇用率引き上げに伴い農園への引き合い活発化。屋内型を大阪と名古屋にも開設へ。
2021年11月の予想は、売上高・営業利益ともに前回から僅かな上方修正。ここ3カ月間の日足チャートは10月頭を頂点に緩やかに下降し、波打ちながら横ばい傾向にある。業績が良い割に株価が上がってない印象。

◆6185 :SMN(東1)
株価<2020.12.24現在>
1株:746円
予想PER(倍):20.46 (16.38)
実績PBR:2.10倍
時価総額:98億円
特色:コロナ影響で実店舗誘導型アフィリエイトが不振だったが、AI活用広告やテレビ視聴データ活用広告による上乗せで営業益は横ばい。
2021年3月の予想は、売上高・営業利益ともに前回からやや下方修正。ここ3カ月間の日足チャートは10月半ばを頂点に緩やかに下降、11/2下落(10/30決算発表日)、その後はゆるやかに下降しながら横ばい傾向にある。売上高、営業利益の推移は悪くないように思えるのだが。

◆7191 :イントラスト(東1)
株価<2020.12.24現在>
1株:834円
予想PER(倍):23.03 (21.16)
実績PBR:5.50倍
時価総額:186億円
特色:主力の保証業務は医療費保証が牽引し前号より営業増益幅やや拡大。医療費保証商品の提供で京都市横浜市のリネンサプライ業者と相次ぎ提携。今後は新分野の養育費保証に資源重点投入。
2021年3月の予想は、営業利益を僅かに上方修正。ここ3カ月間の日足チャートは10月半ばを頂点にゆるやかに下降。売上高、営業利益は着実に上昇している。これからも需要のある業界だと感じる。

◆8892 :日本エスコン(東1)
株価<2020.12.24現在>
1株:848円
予想PER(倍):7.98 (6.78)
実績PBR:1.73倍
時価総額:610億円
特色:分譲マンションは前期比18%増で増益路線。また、東京・南麻布において納骨堂永代使用権の販売と管理運営を開始。
2020年12月の予想が12/22に更新され、売上高、営業利益ともに下方修正された。配当は変わらず。ここ3カ月間の日足チャートは10月半ばを頂点に下降。その後は850-920程度の範囲で波打ちながら横ばい。数年間の数値をみると、売上高と営業利益は着実に増加している。予想配当利回りも4%以上あり魅力的。

◆9325:ファイズホールディングス(東1)
株価<2020.12.25現在>
1株:1,027円
予想PER(倍):42.79 (29.25)
実績PBR:8.60倍
時価総額:111億円
特色:アマゾンが最大顧客。柱の庫内作業代行は最大顧客アマゾン関連の取扱量拡大。
2021年3月の予想は修正なし。ここ3カ月間の日足チャートは10月半ばに下降し、その後は1050-1150程度の範囲で波打ちながら横ばい。数年間の数値をみると、売上高と営業利益は着実に増加している。コロナ禍での巣ごもり影響でネット通販系は好調だと聞くので、EC向け物流も好調なのだろう。営業利益率がやや低め。

◆7068 :フィードホース(東マ)※新規追加銘柄
株価<2020.12.25現在>
1株:1,170円
予想PER(倍):84.17 (62.90)
実績PBR:27.52倍
時価総額:302億円
特色:SaaSがソーシャルログイン軸に堅調、新サービス開発費用増こなし営業益続伸。ショッピファイ関連も活用推進。
今回新登場した会社。上場が2019年7月。2019年以降は営業利益が黒字化しており売上高ともに順調に上昇中。チャートは20年5月から上昇、9月を頂点に下降し、12月は横ばい状態。

◆4447 :ピー・ビーシステムズ(福Q)※新規追加銘柄
株価<2020.12.25現在>
1株:1,124円
予想PER(倍):34.79 (33.05)
実績PBR:11.18倍
時価総額:66億円
特色:自治体向けは受注堅調。VRシアターはレンタル需要と本体販売が回復基調。データ仮想化の米アクティフィオと販売代理店契約。東証上場に意欲。
今回新登場した会社。売上高、営業利益ともに順調に上昇中。チャートは上昇傾向にあったが2020/11/12の決算発表後に下降し横ばい状態。感動共有型VRシアター「4DOH」の製造と販売を行っているとのことだが、これは体感してみたい。

◆6062:チャーム・ケア・コーポレーション(東1)
株価<2020.12.25現在>
1株:1,275円
予想PER(倍):27.77 (15.74)
実績PBR:4.24倍
時価総額:417億円
特色:既存ホームが97%辺りの高入居率で好調。22年6月期開設予定11ホーム中、4ホームが高価格帯で富裕層をターゲット。
近畿中心に介護付き老人有料ホームを展開している。競合他社も多いだろうが、まだまだ需要がある分野。チャートは上昇傾向にあったが10月後半から下降しやや回復するも横ばい状態。

◆4446 :Link-U(東1)※新規追加銘柄
株価<2020.12.25現在>
1株:1,180円
予想PER(倍):54.88 (39.20)
実績PBR:8.31倍
時価総額:164億円
特色:柱の漫画アプリは新規開発案件増加、既存アプリも堅調持続。育成中の語学アプリが徐々に貢献拡大。営業益着実増。リサイクル等サービス事業者マッチングサイト運営会社を20年9月買収。双葉社と漫画アプリ開発、運営で提携。
漫画アプリに強く小学館マンガワン』運用が柱。チャートは7月から下降傾向にある。

◆4441 :トビラシステムズ(東1)※新規追加銘柄
株価<2020.12.25現在>
1株:1,305円
予想PER(倍):38.72 (36.65)
実績PBR:10.06倍
時価総額:135億円
特色:携帯電話向け迷惑フィルターの利用者着実増だが、ビジネスホンアプリの広告宣伝や増員で費用重く、営業微増益止まり。
迷惑電話フィルタ「トビラフォン」の開発を手掛けている。12/10発表の21年10月業績予想では営業利益が微増。チャートは10月半ばから下降傾向にある。

◆3772 :ウェルス・マネジメント(東2)※新規追加銘柄
株価<2020.12.25現在>
1株:1,296円
予想PER(倍):5.52 (4.80)
実績PBR:1.24倍
時価総額:110億円
特色:柱の不動産金融は収益化、赤字のホテル運営も大底脱し、全体として営業増益。22年3月期はREIT組成へ非ホテル資産も積極売買。
チャートは10月頭から緩やかに下降している。

!本ブログはあくまでも自分用の備忘録なので、株の購入は自己判断&自己責任で。

四季報オンライン:スクリーニング(2020.10.22

順調に株価が上昇したかと思えば、急激に下落したり。一喜一憂してはいけない…と自分に言って聞かせながらも、株に動きがあると焦ってしまう。買い替えるのに良い銘柄はないか…ということで、前回と同じ条件でスクリーニングしてみた。

【今回のスクリーニング項目】
①本決算→増減率→売上高(%):10%以上
②本決算→増減率→営業利益(%):0%以上
四季報データ→四季報最新号→上場年月

前回とほぼ同じリストなのだが、今回登場した銘柄があったので掲載する。自分が購入できる株価は@1500円まで…なので、その条件を満たしたのが下記の15銘柄。

◆8918:ランド(東1)
※2020.09.22記事参照

◆6625:JALCOホールディングス(JQ)
※2020.09.22記事参照

◆8518:日本アジア投資(東1)
※2020.09.22記事参照

◆8893 :新日本建物(JQ)
※2020.09.22記事参照

◆4689 :Zホールディングス(東1)
※2020.09.22記事参照

◆2471 :エスプール(東1)
※2020.09.22記事参照

◆1447 :ITbookホールディングス(東マ)
※2020.09.22記事参照

◆3939:カナミックネットワーク(東1)
株価<2020.10.22現在>
1株:842円
予想PER(倍):96.78 (84.20)
実績PBR:27.19倍
時価総額:405億円
特色:自治体、医師会、介護サービス事業者向けクラウドサービスが収益柱。
悪い要素はないように感じるのだが、チャートが下落中なので様子見かな。

◆3541:農業総合研究所(東マ)
株価<2020.10.22現在>
1株:933円
予想PER(倍):333.21 (291.56)
実績PBR:30.41倍
時価総額:196億円
特色:野菜・果物の直売所事業が主柱。全国の生産者から農産物を集荷し、スーパーなど小売店で販売。
営業CFの赤字や、営業利益率の数字が気になるが、ここ二ヶ月での株価の上昇はすごい。倍になってる。10/14に発表された「業績予想更新」が上方修正されたのも要因かな。このまま上昇が続きそうか要チェック!

◆8892 :日本エスコン(東1)
※2020.09.22記事参照

◆7191 :イントラスト(東1)
※2020.09.22記事参照

◆6185 :SMN(東1)
※2020.09.22記事参照

◆9325:ファイズホールディングス(東1)
株価<2020.10.22現在>
1株:1068円
予想PER(倍):44.50 (30.42)
実績PBR:8.94倍
時価総額:115億円
特色:EC向け庫内作業代行のほか拠点間輸送、宅配。アマゾンが最大顧客。
売上高は上昇しているが、営業利益率と営業利益の推移が微妙。チャートは1000~1200での上昇下降を繰り返している印象。コロナ禍での巣ごもり影響でネット通販系は好調だと聞くので、EC向け物流も好調なのか?

◆6062:チャーム・ケア・コーポレーション(東1)
株価<2020.10.22現在>
1株:1263円
予想PER(倍):28.51 (15.59)
実績PBR:4.20倍
時価総額:413億円
特色:近畿中心に介護付き有料老人ホーム展開。首都圏でも拡大中。リースバック方式の運営を推進。
売上高、営業利益は着実に上昇している。財務も問題ない。チャートはここ三ヶ月ほど右肩上がりだ。介護付き有料老人ホームの需要はまだまだ増えていくと思う。しかしながら参入する企業も多いと思うので、チャーム・ケア・コーポレーションならではの特徴を調べる必要がある。

◆3677 :システム情報(東1)
※2020.09.22記事参照

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!本ブログはあくまでも自分用の備忘録なので、株の購入は自己判断&自己責任で。

四季報オンライン:スクリーニング(2020.09.22

会社四季報2020年4集秋号が発売され、このタイミングで改めてスクリーニングしてみようと思う。前回は売上高の増減率20%以上の条件でスクリーニングしたが、自己の予算では3社しか対象にならなかった。(うち2社は株価急上昇したが…)
コロナ禍の影響もあり、思うように売上高が上がらなかった企業がほとんどなのだろう。しかしながら、このような状況の中でも伸びている企業を見つけなければならない。ということで、前回より条件を緩めてスクリーニングからリストアップしてみた。

【今回のスクリーニング項目】
①本決算→増減率→売上高(%):10%以上
②本決算→増減率→営業利益(%):0%以上
四季報データ→四季報最新号→上場年月

自分が購入できる株価は@1500円まで…なので、その条件を満たしたのが下記の12銘柄。
ちなみに、前回リストアップされた【ファーマフーズ】【グッドライフカンパニー】は株価が1500円以上となり今回はリストアップされなかった。

◆8918:ランド(東1)
株価<2020.09.22現在>
1株:10円
予想PER(倍):8.33 (6.66)
実績PBR:1.94倍
時価総額:144億円
特色:マンション開発業者。権利関係が複雑な物件の調整と再生可能エネルギー投資が柱。
1株10円!今まで見たなかで一番安価な株。なので日足では殆ど値動きなし。条件的には大きな問題はなさそうだが値動きしないのであれば保有する必要もないかな。

◆6625:JALCOホールディングス(JQ)
※2020.0907記事参照

◆8518:日本アジア投資(東1)
株価<2020.09.22現在>
1株:249円
予想PER(倍):31.92 (24.65)
実績PBR:0.61倍
時価総額
特色:ベンチャーキャピタル。投資事業は日本と中国で展開。
売上高と営業利益は微増だが安定している。チャートも最近は上昇傾向にあるのか?事業内容がいまいちわからないので調べてみると「日本最大の独立系ベンチャーキャピタル」とある。ベンチャーキャピタルとは、ベンチャー企業やスタートアップ企業など、高い成長が予想される未上場企業に対して出資を行う投資会社のことを指すようだ。しかし、自分にとってよくわからない業界の株は買わないことにしているので見送りかな。

◆8893 :新日本建物(JQ)
株価<2020.09.22現在>
1株:347円
予想PER(倍):4.76 (4.32)
実績PBR:1.09倍
時価総額
特色:首都圏でマンションと流動化事業など展開。
売上高、営業利益の推移は悪くないのだが、営業CFが-2,030が気になる。業種的に通常な状態なのかそうでないのかがわからない。チャートもここ半年ほど横ばい状態。

◆4689 :Zホールディングス(東1)
株価<2020.09.22現在>
1株:680円
予想PER(倍):54.40 (53.96)
実績PBR:4.19倍
時価総額
特色:2019年10月1日に持株会社体制に移行し社名を「ヤフー株式会社」より「Zホールディングス」に変更。
売上高の推移と右肩上がりなチャートは良い。時価総額 33,332億円と大規模な会社なのだが1株680円と個人投資家も購入できる株価である。

◆2471 :エスプール(東1)
株価<2020.09.22現在>
1株:782円
予想PER(倍):47.39 (39.89)
実績PBR:20.35倍
時価総額
特色:コールセンター等への派遣と障害者雇用支援の農園事業が柱。
売上高、営業利益の増加率は良い。営業利益率も上昇してきている。チャートは横ばいから上昇しつつある感じ。障がい者やシニア層の雇用支援サービスを行っているところに企業の特色を感じた。個人的には「台湾向けEC支援サービス」も気になるところだ。

◆1447 :ITbookホールディングス(東マ)
株価<2020.09.22現在>
1株:813円
予想PER(倍):406.50 (80.49)
実績PBR:6.71倍
時価総額
特色:ITbook(ITコンサルティングシステム開発)とサムシングHD(地盤調査、改良業務、保証事業)が18年10月に経営統合
まず、営業利益率が低いのが気になった。これも業界特有のことなのだろうか?チャートでは上昇傾向なのだが、事業内容も自分にとってはあまり馴染みのない分野なので株購入は見送り。

◆8892 :日本エスコン(東1)
株価<2020.09.22現在>
1株:850円
予想PER(倍):7.18 (6.78)
実績PBR:1.73倍
時価総額
特色:マンション分譲から商業施設やホテルの開発などへ業容拡大。中部電力筆頭株主
売上高と営業利益は理想的な感じで増加している。チャートも上昇傾向。連20.12予の配当金が@38円であることも魅力的。筆頭株主中部電力時価総額10,160億円、電力第3位の規模で、安定感を感じる。

◆7191 :イントラスト(東1)
株価<2020.09.22現在>
1株:873円
予想PER(倍):26.29 (23.46)
実績PBR:5.76倍
時価総額
特色:家賃債務保証を軸に医療費用・介護費用保証も手がける。無借金。2020.9/14、養育費保証をLINE受付開始。
売上高、営業利益は着実に上昇している。財務も問題ない。チャートの推移も良い。養育費保証を手掛けていることに企業の特色を感じた。離婚率が増加しているなかで、取り決め通りに養育費を払っていない人が多いことは耳にしたことがある。そこに着目していることにインパクトがあった。医療・介護とともに需要があると感じた。

◆6185 :SMN(東1)
株価<2020.09.22現在>
1株:929円
予想PER(倍):24.31 (20.28)
実績PBR:2.62倍
時価総額
特色:ソニーグループのマーケティング・テクノロジー会社として最先端技術を活用した広告配信サービスを提供。
売上高、営業利益の推移は悪くないように思える。財務も問題ない。チャートは横ばい。可も不可もない感じなのだが、業界のイメージが湧きにくいので保留。

◆7047 :ポート(東マ)
株価<2020.09.22現在>
1株:972円
予想PER(倍):21.74 (18.87)
実績PBR:5.14倍
時価総額
特色:就職活動、カードローンという2分野のネットメディアを軸に運営。
売上高はともかく、営業利益の赤字が気になるかな。

◆3677 :システム情報(東1)
株価<2020.09.22現在>
1株:1370円
予想PER(倍):30.85 (28.18)
実績PBR:9.81倍
時価総額
特色:独立系SI。国際資格PMPとCMMIレベル5のプロジェクト管理に強み。
売上高、営業利益の増加率は良い。財務も問題ない。チャートも悪くない。事業内容に詳しくないことと、株単価が自分の予算を若干上回っているので、ひとまず保留。

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!本ブログはあくまでも自分用の備忘録なので、株の購入は自己判断&自己責任で。

四季報オンライン:スクリーニング(2020.09.07

証券会社の口座も開設できたので、いよいよ購入する銘柄の候補を絞り込んでいこうと思う。そこで、会社四季報オンラインのスクリーニング機能を利用することにした。
有料コンテンツを利用するには会員登録が必要で、ベーシックプラン:毎月1100円(税込)、プレミアムプラン:毎月5500円(税込)と2つのプランから選べる。
スクリーニングの項目数がベーシックプランは223項目、プレミアムプランは965項目、と結構な差があるのだが、どこまで使いこなせるのかもわからないので、今回はベーシックプランで申し込んだ。
→申し込みはこちら

そして、以下のスクリーニング項目で検索をかけてみた。以下の項目を選んだ理由は、本ブログ記事「急成長(テンバガー?)を期待できる銘柄の選び方」に記載している。
①本決算→増減率→売上高(%):20%以上
②本決算→増減率→営業利益(%):0%以上
四季報データ→四季報最新号→上場年月

ちなみに、ベーシックプランの場合、増減率は前期(-1→0)、今期(0→1)、来期(1→2)、しか選択できなかった。プレミアムプランだとより幅広い期間を設定できるのかもしれないが、足りない情報は自分の目で確認していこう。
自分が購入できる株価は@1500円まで…なので、その条件を満たしたのが下記の3銘柄。


◆6625:JALCOホールディングス(JQ)
株価<2020.09.07現在>
1株:200円
予想PER(倍):16.12 (6.96)
実績PBR:1.87倍
特色:アミューズメント向け等貸金業、不動産事業の2本柱経営。
アミューズメント向け等貸金業…とは?疑問に思い調べてみると「アミューズメント向け」とはパチンコ・パチスロ店のことを指しているようだ。営業CFがマイナスなのに営業利益がプラスなのは貸金業だからなのだろうか。まだまだ勉強不足でよくわからない。売上高が伸びているのはアミューズメント業界が資金を借りているということなのだろうか?

◆2929:ファーマフーズ東証2)
株価<2020.09.07現在>
1株:1147円
予想PER(倍):47.9
実績PBR:
特色:卵黄由来のサプリや化粧品通販が主力。ギャバ等は国内外の食品メーカーへ販売。
いわゆる健康食品や化粧品の通販会社かと思い企業サイトを確認すると、研究開発から手掛けているようだ。「GABAギャバ)」の製品開発を機に2006年に東京証券取引所に上場し、通信販売事業では「たまご」由来の製品を販売している。また、中国、北米、東南アジアなどグローバルに展開している。個人的には開発コンセプトである「免疫・老化・神経」というワードに興味があった。

◆2970:グッドライフカンパニー(JQ)
株価<2020.09.07現在>
1株:1169円
予想PER(倍):13.0
実績PBR:
特色:投資用新築1棟賃貸マンションを軸に不動産マネジメント事業展開。
マンションを一棟ごと販売しているのでターゲットは富裕層。上場して5年以内であり、順調に売上高を伸ばしている。富裕層が投資先を探している状況にあるのだろうか。自分自身が投資に興味が湧いてきたからなのか、世の中に投資の話が溢れているような気がする。積立NISAやiDeCoなど一般人にとっても投資が近い存在になってきている。需要のある分野なのかもしれない。

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!本ブログはあくまでも自分用の備忘録なので、株の購入は自己判断&自己責任で。

解説:「会社四季報東洋経済新報社発行)」は、日本の上場会社の基本情報や株価データ、業績などがまとめられている情報ハンドブック。1936(昭和11)年6月に創刊され、現在では年4回刊行されている。2013年12月には「会社四季報オンライン」が開設。最新データ提供に加えて、文書検索や過去の四季報閲覧機能などが使用できる。

急成長(テンバガー?)を期待できる銘柄の選び方

株式投資をするにあたって書籍やネットで銘柄の選び方に関する情報をリサーチしてみた。シンプルに考えると業績が伸びている会社の株価は上昇しやすい…ということだ。これまでの業績が伸びていることも大切だが、これから業績が伸びていく(…と期待される)要素があることも重要だ。これまでの業績は調べて数値化できるので、まずはそこから絞り込んでいく。そして、結局は受け売りになるのだが、書いてあることを素直に実践してみてその後の結果を検証していこうと思う。

条件①:増収率が20%以上
増収率=(今期売上予想÷前期売上高×100)-100
◎市場の平均増収率を把握する→四季報【市場別決算業績集計表】を確認
増収率は会社の成長率を示す指標となる。新興市場の平均増収率を継続して上回る会社は著しい成長を遂げていると言える。増収率20%以上を計算式を用いず簡単に見極めるには「売上高が4年で2倍」になっているかを確認するとよい。

条件②:営業利益率10%以上
営業利益率=営業利益÷売上高×100
◎市場の営業利益率を把握する→四季報【業種別:業績展望】の表から算出
営業利益率は稼ぐ力を示す。営業利益率も全企業の平均値を把握しておくことが重要。

条件③:オーナー経営者で筆頭株主
四季報【役員】欄にある社長・会長=【株主】欄の上位株主
創業者が筆頭株主の場合、迅速に意思決定が行われフットワーク軽く行動できることが強みとなり業績が上がる可能性が考えられる。ただし、ワンマン経営に陥った結果、業績が停滞・低迷するリスクもある。

条件④:上場5年以内
株式時価総額が10年間で10倍以上になった企業の特徴として「上場から5年未満」の会社が多いとのこと。上場して間もない若い中小企業は勢いがあり急成長する可能性を秘めているということだろう。

上記①~④の条件をもとに四季報オンラインで絞り込み、まずは20銘柄リストアップしてみよう。

はじめに…四季報読破を夢見て

ライフワークバランスを求めて転職し、新しい職場では長時間の残業をすることがなくなった。しかし、残業が減った分年収も減ってしまった…。(ライフワークバランス、ほんと難しい…😣)
そこで、せっかく時間ができたのだから副業でも始めよう!…とあれこれと模索した結果、株投資に挑戦することに。軍資金は前の職場から貰った(実はあてにしてなかった)賞与の20万円。
株とかFXとか資産運用とか、全く知識のない素人なので、まずは基礎知識を勉強しなければ…と、最初に読んだのが「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」。
筆者は20年以上にわたり会社四季報を読み続けた達人とのこと。実物の会社四季報を目にしたことはないが、画像で見る限り、正直そんなに読みたいと思える雰囲気もない。そのキャッチフレーズから、筆者の根気というか、集中力というか、オタク力のようなものをひしひしと感じた。
そして、この本を読んでいくうちに、筆者が実に楽しそうに妄想(?)を膨らませながら四季報を読んでいることに気づいた。当初は、株投資に挑戦すること、そのため情報収集が目的だったが、この本を読むうちに、自分も妄想を楽しみたい気持ちのほうが大きくなってきた。
このブログでは、四季報を読んで気になった情報の備忘録として、且つ、自分自身が妄想を楽しむ場所として活用していく。